©渡辺航(秋田書店)2008
ペダルをこいでぐんぐん前へと進む。
ほおに風を受けながら颯爽と街を走る。
自転車は、私たちを快適に色んなところへ
連れて行ってくれる便利で大切な存在です。
これからも安心して自転車に乗ってほしいから
「弱虫ペダル」の仲間たちといっしょに
自転車の安心と安全について学びましょう!
ペダルをこいでぐんぐん前へと進む。
ほおに風を受けながら颯爽と街を走る。自転車は、私たちを快適に
色んなところへ連れて行ってくれる便利で大切な存在です。
これからも安心して自転車に乗ってほしいから
「弱虫ペダル」の仲間たちといっしょに
自転車の安心と安全について学びましょう!
-
車道が原則で左側を通行
自転車道があればその中を -
車道の右側を通ってしまうと
車が向かってくるので危険
自転車に乗る時は、車道の左側を通りましょう。自転車道が設定されている場合、その部分を走ります。13歳未満の子どもなどは歩道を通ることができますが、歩行者を優先して邪魔にならないようにします。
道路脇や信号機のまわりに立てられている標識は、自動車や自転車がそのまま進んでいいか、その場所を通っていいかなどの決まりごとを示しています。自転車はルールに沿って、正しく乗りましょう。
「止まれ」の標識は、事故が起こりやすいところに立てられています。必ずいったん止まって右と左に車や人がいないか、安全に進めるかを確認しましょう。停止する位置の目安は白線の手前です。
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自転車横断帯
自転車横断帯は道路や交差点に設けられています。進行方向にある標識や路面の自転車マークと白線を見つけたら、その部分を通りましょう。交差点に自転車横断帯がある時も、この部分を通って道を渡ります。
-
横断歩道(自転車横断帯が設置されていない)
横断歩道に自転車マークと白線がない時は、自転車も横断歩道を通ることができます。ただし、歩行者が優先なので邪魔になってはいけません。混雑している場合などは自転車を降りて、手で押して道を渡ります。
原則は車道だけれど、13歳未満の子どもなどは歩道を走ることができるよ。
ただし、歩行者が優先だから思いやりを持って運転しよう。
走る位置やスピードの出しすぎには気をつけて安全に乗ろう!
車道が原則で左側を通行
自転車道があればその中を
車道の右側を通ってしまうと
車が向かってくるので危険
自転車に乗る時は、車道の左側を通りましょう。自転車道が設定されている場合、その部分を走ります。13歳未満の子どもなどは歩道を通ることができますが、歩行者を優先して邪魔にならないようにします。
道路脇や信号機のまわりに立てられている標識は、自動車や自転車がそのまま進んでいいか、その場所を通っていいかなどの決まりごとを示しています。自転車はルールに沿って、正しく乗りましょう。
「止まれ」の標識は、事故が起こりやすいところに立てられています。必ずいったん止まって右と左に車や人がいないか、安全に進めるかを確認しましょう。停止する位置の目安は白線の手前です。
自転車横断帯
自転車横断帯は道路や交差点に設けられています。進行方向にある標識や路面の自転車マークと白線を見つけたら、その部分を通りましょう。交差点に自転車横断帯がある時も、この部分を通って道を渡ります。
横断歩道(自転車横断帯が設置されていない)
横断歩道に自転車マークと白線がない時は、自転車も横断歩道を通ることができます。ただし、歩行者が優先なので邪魔になってはいけません。混雑している場合などは自転車を降りて、手で押して道を渡ります。
まとめ
原則は車道だけれど、
13歳未満の子どもなどは
歩道を走ることができるよ。
ただし、歩行者が優先だから
思いやりを持って運転しよう。
走る位置やスピードの出しすぎには
気をつけて安全に乗ろう!
-
傘を差して前や左右がきちんと見えなくなって
いると危険です。物を持っての運転も注意! -
携帯電話での通話や画面を見ながらの運転は、
思わぬ接触などにつながるため危険! -
外の音が聞こえない状態での運転は周囲の
車などの迷惑になり、危険の察知が遅れて危険! -
横並びでの運転は道幅を取るので
接触のリスクが高くなります。他の車などにも迷惑!
ウェブサイト「みえない交差点」の分析によると、通勤・通学などで交通量が多い朝8~9時は他の時間帯と比較して自転車事故が多いことがわかっています。急いでいてもスピードを出し過ぎず、信号や一時停止を守って運転しましょう。
また暗くなると接触事故が増えるため、ライトをつけましょう。信号のない交差点も事故発生率が高く、特に出会い頭の事故には注意が必要です。
どんな交差点を渡る時でも、自転車は斜めに横切ることはできません。事故につながりやすいため、道路交通法で二段階右折が定められています。自転車は車道を走りますが、自動車とは異なるルールなので、正しく覚えておきましょう。
まず道路左端に寄って交差点を渡ってから右に向きを変えます。信号機があれば青信号で交差点を渡り、向きを変えて対面した信号が青になったら進みます。
死亡事故や負傷事故が起きた危険な交差点を地図上に表示します。市区町村などで検索でき、自宅や学校付近などの情報も閲覧できます。ぜひご利用ください。
全国130万件の人身事故のデータを載せた
朝日新聞デジタルの企画
「みえない交差点」の地図を使って、
通学路や自宅近くの危険を調べてみよう!
傘差し運転
傘を差して前や左右がきちんと見えなくなっていると危険です。物を持っての運転も注意!
携帯電話使用運転
携帯電話での通話や画面を見ながらの運転は、思わぬ接触などにつながるため危険!
イヤホン等使用運転
外の音が聞こえない状態での運転は周囲の車などの迷惑になり、危険の察知が遅れて危険!
並進走行
横並びでの運転は道幅を取るので接触のリスクが高くなります。他の車などにも迷惑!
通勤・通学などで交通量が多い朝8〜9時
ウェブサイト「みえない交差点」の分析によると、通勤・通学などで交通量が多い朝8~9時は他の時間帯と比較して自転車事故が多いことがわかっています。急いでいてもスピードを出し過ぎず、信号や一時停止を守って運転しましょう。
夜間の交差点
信号機のない交差点
また暗くなると接触事故が増えるため、ライトをつけましょう。信号のない交差点も事故発生率が高く、特に出会い頭の事故には注意が必要です。
どんな交差点を渡る時でも、自転車は斜めに横切ることはできません。事故につながりやすいため、道路交通法で二段階右折が定められています。自転車は車道を走りますが、自動車とは異なるルールなので、正しく覚えておきましょう。
まず道路左端に寄って交差点を渡ってから右に向きを変えます。信号機があれば青信号で交差点を渡り、向きを変えて対面した信号が青になったら進みます。
危険な交差点 あなたの街にも?
全国で起きた130万件もの人身事故の地点を公開中です。実はあなたの近くにある危険な場所がわかります。
死亡事故や負傷事故が起きた危険な交差点を地図上に表示します。市区町村などで検索でき、自宅や学校付近などの情報も閲覧できます。ぜひご利用ください。
全国130万件の人身事故のデータを載せた
朝日新聞デジタルの企画「みえない交差点」の
地図を使って、通学路や自宅近くの危険を
調べてみよう!
自転車に乗る時はヘルメットの着用が努力義務として定められています。警視庁による自転車事故の死因調査では致命傷の約7割が頭部です。同時期の調査で非着用時は致死率が約2.3倍高くなったこともわかっており、ヘルメット着用は命を守るうえで大切です。
自転車の重大事故を起こして高額な賠償金を請求されるケースが後を絶たず、自転車保険の加入を義務化する自治体が増えています。努力義務化も含めると取り組みは全国規模に。義務化地域では、住民ではない人も自転車に乗る時に自転車保険の加入が義務付けられる場合があります。
自転車はペダルをこげばどこまでも行けて、行動範囲を広げてくれる身近な乗り物です。身近だからこそ、事故などのリスクを忘れてしまいがち。危険な運転には罰則もあるので、安全に配慮しよう。
自転車に乗る時のルール、キミはきちんと知っていたかな?
これからの自転車ライフをもっと楽しく安全なものにするために、
この安全ガイドを参考にしてみてね。
『弱虫ペダル』の仲間も、みんなと一緒に楽しみながらがんばるよ!
このページは警視庁ウェブサイトなどの情報をもとに作成しています。
- ブレーキはよく効いていますか?
- 片方ずつにぎって、前輪・後輪にブレーキが効いているか確認しましょう。ブレーキバーの取り付け台にゆるみがないかもチェック。
- タイヤに空気は十分に入っていますか?
- タイヤに十分な空気が入っているか触ってみましょう。定期的に空気を入れておくことが大切です。
- ベルは周囲に聞こえるように鳴りますか?
- 破損していないかもチェック。付ける位置は、ハンドルから手を離さず鳴らせるところにしましょう。
- サドルの高さはあっていますか?
- 両方の足先がちゃんと地面につく高さになっていますか。グラグラとゆるんでいたら、ちゃんと固定しましょう。
- ハンドルはしっかりと固定されていますか?
- 前輪と直角に固定されていると安全です。また、荷物をぶら下げると危険なので、カゴに入れるか、荷台にしばってのせましょう。
- ライトはきちんと点灯しますか?
- 視界を確保するだけではなく、対向車などに自分の存在を知らせるために必要です。10mぐらい前方を照らせているか確認しましょう。
- チェーンにゆるみやサビなどはありませんか?
- ペダルを踏んだ時にどこかに当たらないように、ゆるみには気をつけましょう。サビが発生すると走りが重くなるので、定期的に油をさしましょう。
- ペダルはしっかりと回転しますか?
- 上下左右に力を加えてみましょう。スムーズに回転し、ガタついたり曲がったりしていませんか。
- 反射材(リフレクター)はついていますか?
- くもっていたり、見えなくなっていたりはしませんか。100mぐらい先から確認できる、泥除けやペダルなどに付けるのがよいでしょう。
自転車乗用中死者の損傷主部位比較
(東京都内 平成30年〜令和4年中)
警視庁ウェブサイト「自転車用ヘルメットの着用」より
自転車に乗る時はヘルメットの着用が努力義務として定められています。警視庁による自転車事故の死因調査では致命傷の約7割が頭部です。同時期の調査で非着用時は致死率が約2.3倍高くなったこともわかっており、ヘルメット着用は命を守るうえで大切です。
自転車用のヘルメットをかぶって
思わぬ転倒や接触時にも頭を守ろう
自転車の重大事故を起こして高額な賠償金を請求されるケースが後を絶たず、自転車保険の加入を義務化する自治体が増えています。努力義務化も含めると取り組みは全国規模に。義務化地域では、住民ではない人も自転車に乗る時に自転車保険の加入が義務付けられる場合があります。
自転車はペダルをこげばどこまでも行けて、行動範囲を広げてくれる身近な乗り物です。身近だからこそ、事故などのリスクを忘れてしまいがち。危険な運転には罰則もあるので、安全に配慮しよう。
まとめ
自転車に乗る時のルール、
キミはきちんと知っていたかな?
これからの自転車ライフを
もっと楽しく安全なものにするために、
この安全ガイドを参考にしてみてね。
『弱虫ペダル』の仲間も、
みんなと一緒に楽しみながらがんばるよ!
このページは警視庁ウェブサイトなどの情報をもとに作成しています。