猫を迎える時に必要なグッズ6選!選ぶときのポイントとは?

猫を飼うことになったら、まずは必要なグッズを揃えたいものです。また、「愛猫のためにもっと質の高いグッズを調達したい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな皆さんのために、準備しておきたい猫用グッズと選び方を紹介します。どんな猫用グッズを揃えればいいのか分からない方や、「うちの子に快適に過ごしてもらいたい」と思っている方はじっくり読んでみてください。

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猫を飼う時に必要なグッズとは

猫をお迎えすることになった場合、揃えておきたいのは以下6つのグッズです。これらは、猫を自宅へ連れて行くまでに用意しておきましょう。

  • ベッド用品
  • トイレ用品
  • ケージ
  • フードと食器
  • おもちゃ
  • 爪とぎグッズ

また、上記以外にもキャットタワーを設置すれば、猫の運動不足やストレスを解消できるだけでなく、寝床としても喜んで活用してくれますよ。必須アイテムではありませんが、ぜひ購入を検討してみましょう。

猫用ベッドの選び方

まずは、猫がゆったりくつろぐために必要なベッド用品から紹介します。縄張り意識のある猫にとって、自分の匂いが染みついたベッドは落ち着いて休める大切な場所です。

ふわふわのベッドを用意してあげれば、新しくお迎えする猫もリラックスできるでしょう。洗濯機で洗えるものなどお手入れしやすいベッドを選べば、飼い主もお世話の手間を減らすことができます。

ベッドの種類で選ぶ

ベッドの種類は、「ドーム型」「オープン型・ソファ型」「ハンモック型」と3つに分類されます。ドーム型は名前の通り身体を覆い隠すような形のベッドで、狭いところが好きな猫におすすめのベッドです。

一方、オープン型やソファ型と称されるベッドは屋根がついていないため、日向に設置できる場合はおすすめです。ハンモック型はケージの中や家具に取り付けられるので、部屋のスペースを気にせずに設置することができます。

季節や年齢で選ぶ

暑さを感じる夏なら、クールマットや通気性の良い素材を使用したベッドがおすすめです。対して冬用のベッドは、もこもことしたボア素材を使っているものを選べば、保温性に優れているため、猫も快適に過ごしてくれるでしょう。

また、筋力の少ない子猫や体力が衰えている高齢猫の場合は、ハンモック型のベッドはおすすめできません。上手に乗ることができずケガをしてしまう恐れがあるので、ベッド選びの際は、出入りのしやすいベッドを選びましょう。

猫用トイレグッズの選び方

猫用のトイレグッズは、トイレ容器と猫砂を用意しましょう。どちらも多くの種類があるので、初心者さんはついつい見た目や値段で選びがちですが、それはNGです。

猫に合わせたトイレグッズを用意しないと、猫は用を足すことにストレスを感じてしまう恐れがあります。猫の好みに合わせることはもちろん、飼い主のライフスタイルに沿ったグッズを選べば、毎日のお世話も楽になります。

トイレ容器はお手入れのしやすさで選ぶ

猫用のトイレ容器は、「オープン型」「ハーフカバー型」「ドーム型」の3種類に分けられます。

オープン型はトイレ容器の周りが覆われていないため、猫砂の交換がしやすいです。しかし、飛び散った猫砂をこまめに掃除しなければいけないデメリットもあるので、忙しい方には向いていないでしょう。

ハーフカバー型は屋根がなく、周囲を覆う囲いがついているトイレ容器です。

体の大きな猫や活発な猫は、砂が飛び散らない、トイレが全てカバーで覆われているドーム型が安心でしょう。

猫砂は猫の好みで選ぶ

猫砂は、「鉱物系」「紙製」「木製」「おから」「シリカゲル」など様々な種類があります。猫によって好みが分かれるので、最初は複数の猫砂を試してみましょう。

薬局やスーパーでもよく見かける「鉱物系」は砂のような手触りのため、多くの猫に適した猫砂です。一方で「紙製」「木製」は、トイレに流せる商品も多いので後処理が比較的簡単です。

「おから」「シリカゲル」は消臭力が高いので、においが気になる方にもぴったりです。猫砂は安価なものが多いので、猫の反応を見ながらベストなグッズを選んでみてください。

猫用ケージの選び方

飼い主が自宅にいる時は、猫を室内で放し飼いにしている場合でも、留守番の時にはケージに入ってもらうことで安心してお出かけすることができます。ケージは猫にとって自分の居場所として安心できる場所になるので、素敵なケージを見つけてあげましょう。

猫用ケージは他の猫用グッズに比べて設置スペースを取るため、部屋のタイプに合わせて選びましょう。さらにお手入れのしやすさを考慮することで、飼い主の負担も少なくなります。

置くスペースで選ぶ

猫用ケージは、どこに置くのかを決めてから購入商品を選ぶことが大切です。部屋の間取りや広さで大きなケージを置けない場合は、猫がストレスを感じないように高さのあるスリムなものを選びましょう。

また、ケージ内にトイレ容器や食器などを置いた場合、猫が広々と生活できるのかも考えておきたいポイントです。猫の大きさにもよりますが、120cm以上で2~3段のケージであれば多くの猫が快適に過ごせるでしょう。

掃除の手間を考慮しよう

トイレ容器を取り出す際に手間がかからないよう、扉はできるだけ大きいものがおすすめです。中には天井が全て開くタイプなどもあるので、お手入れのしやすさを考えながら選んでみましょう。

また、部屋を掃除する際に便利なのがキャスターのついているケージです。ケージの周りにはほこりや猫の毛などがたまりやすいので、動かせないタイプを買ってしまうと掃除の時に苦労するでしょう。

猫用フードと食器の選び方

猫をお迎えしたばかりの時は、ペットショップや猫を譲り受けた方に聞いた、子猫の頃から食べていたキャットフードなどの食べ慣れているものを用意するのがおすすめです。

急にいつもとは違うキャットフードに変えると食べなくなる可能性があるだけでなく、消化不良などの健康トラブルを引き起こす恐れもあります。環境に慣れてきた頃から新しいキャットフードを与えるようにしてください。

また、新しいキャットフードを与える時は、1週間から2週間かけて徐々に新しいキャットフードの量を増やしていきましょう。

猫用食器については毎日使うものなので、食べやすく安定感のあるものを選びましょう。サイズや素材などを意識しながら、とっておきの食器を用意してくださいね。

キャットフードは総合栄養食を選ぶ

新しくキャットフードを購入するなら、健康に過ごすために必要な栄養素が全て含まれている「総合栄養食」をチョイスしましょう。「一般食」やおやつだけではカロリー不足やカロリーの過剰摂取になり、栄養バランスも崩れてしまうため、総合栄養食を与えるようにしましょう。

また、ドライフードとウェットフードを混ぜて、猫が飽きないように工夫するのも良いでしょう。ドライフードは比較的安価なものが多いのでメインフードに選び、肉などの原料をそのまま使用したウェットフードを合わせれば、猫に食事を楽しんでもらうことができるでしょう。

食器はサイズや素材で選ぶ

猫用の食器は、ひげが当たらない幅で浅すぎず深すぎないものを選ぶのが良いでしょう。また首を曲げすぎずに食べられる高さの食器を選べば、吐き戻しを防止することもできます。

食器の素材としては、適度な重さで安定感のある「陶磁器製」が一般的によく使われています。一方で錆びにくい「ステンレス製」や落としても割れない「プラスチック製」もあるので、メリット・デメリットを考慮して選んでみてください。

猫用おもちゃの選び方

猫はとっても遊び好きです。ストレスや運動不足を解消させるおもちゃを選べば、毎日楽しく過ごしてくれます。

猫用のおもちゃは、定番のねこじゃらしから、猫だけでも遊べるものなど様々です。猫だけでも遊べるおもちゃであれば、仕事などで家を空ける時も安心ですし、一緒に遊べるものは絆を深めることができます。猫の好きなおもちゃが分からない時は、飼い主が気になるものをいろいろ試してみましょう。

好みに合うものを選ぶ

音の鳴るおもちゃや蹴って遊ぶことができる「けりぐるみ」など、猫用おもちゃは多種多様なものが販売されています。ただ猫よって好きなおもちゃは異なり、その時の気分によって遊ぶものも変わるでしょう。

最初は猫に遊んでもらえないとしても、いくつかおもちゃを用意しておくのがおすすめです。一緒に遊びながら、「どんなおもちゃが好きなのか」を確認してみてくださいね。

安全性で選ぶ

猫は狩猟本能があるので、楽しくなってしまうとついついおもちゃに嚙みついてしまいます。だからこそ噛みつかれてすぐに部品がとれてしまうおもちゃは、飲み込んでしまう危険性があるので避けるようにしましょう。

部品のついていないシンプルなものや、しっかりと部品が固定されているものを選べば、留守中も安心して遊ばせることができます。すぐに壊れるおもちゃは金銭面的にも望ましくないので、口コミなどもチェックして選んでみてくださいね。

猫用爪とぎグッズの選び方

猫の爪とぎは、爪のケアやマーキング、さらにはストレス解消などの意味を持つ生理的な行動です。爪とぎグッズがないと壁やソファなどに対して爪とぎをしてしまいます。

猫用トイレグッズやおもちゃと同様で、爪とぎグッズも猫によって好みが分かれます。猫の行動をチェックしながら、どんな爪とぎグッズが好みか把握しましょう。

素材で選ぶ

猫用爪とぎグッズの素材は大きく「麻」「段ボール」「カーペット」「木」の4種類に分けられます。麻の爪とぎグッズは、最もメジャーであり、爪とぎをしてもゴミがあまり出ないことから、飼い主から人気が高い素材です。

一方、段ボール素材のものはリーズナブルで種類も豊富ですが、爪とぎの際に動いてしまったり、ゴミが散らばるなどのデメリットもあります。他にも、耐久性の高いカーペット素材や高級感のある木製の爪とぎグッズがあるので、毎日のお手入れを考慮しつつ検討してみましょう。

形状で選ぶ

猫用爪とぎグッズの形状は、大きく分けて「縦置き型」と「横置き型」の2種類が存在します。縦置き型は、伸びをしながら爪とぎをするのが好きな猫向けであり、横向き型は背中を丸めて爪をとぐことが好きな猫におすすめです。

縦置き型と横置き型、どちらの爪とぎであってもしっかりと固定されていなければ、猫はうまく爪とぎをすることができません。そのため、激しく爪とぎをしても動かない重量感のある爪とぎグッズを選んでみてください。

猫に合わせたおすすめグッズを選ぼう!

猫を飼う際には、ベッド用品、トイレ用品、ケージなど様々なグッズを用意する必要があります。「どれを選べば良いのか分からない」という方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

また、猫用グッズについての悩みはもちろん、「しつけがうまくいかない」「猫の体調が悪いかも?」という時は、獣医師に相談してみるのもいいでしょう。

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この記事の監修者

星野崇希さん

星野崇希さん

2匹の愛犬と暮らし、犬や猫を中心にペット専門家として活動。犬猫行動アナリスト・愛玩動物介護士・愛玩動物救命士・ペットロスケアマネジャーなどのペットに関する資格を多数保有。記事の作成から監修、その他ペットに関する事業を数多く行う。

星野崇希さん

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