猫を飼ったことを後悔しないために事前に知っておくべき10のこと

「猫が捨てられていたので拾って飼うことにした」「猫を飼おうかどうか検討している」 などの状況の方はいませんか?
猫を飼う前は、猫との楽しい生活を思い描いている方も多いはずです。しかし、猫との生活は楽しいことばかりではありません。特に一人暮らしの場合は自分ひとりで面倒をみないといけないので大変なこともあります。
そこで今回は、「猫を飼って後悔したこと」や「飼って後悔しないために必要なこと」などをまとめました。猫を飼う前に知っておいてほしいこともご紹介しますので、これから猫を飼おうと思われている方は、ぜひ参考にしてください。

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猫を飼って後悔したこと10選

最初に、猫を実際に飼っている方が、事前の認識不足がゆえに猫を飼って後悔したことをご紹介します。
ここで挙げている後悔とは「思っていたのと違う」と感じたもので、飼わなければよかったという類のものではありません。以下のようなことを事前に把握して、後悔しないようにしましょう。

  • トイレが臭う
  • トイレ掃除が大変
  • 鳴き声がうるさい
  • 病気の治療が大変
  • 部屋が汚れる・散らかる
  • 大事なものが壊される
  • 部屋が狭くなる
  • 旅行が難しくなる
  • お金がかかる
  • ペットロスになる

それぞれ詳しく解説します。

後悔① トイレが臭う

1つ目は「トイレが想像以上に臭うこと」です。
猫の排泄物の臭いは強烈で、想像していたよりも臭いが強い場合があります。また1人暮らしで狭い家の場合は、臭いが充満しやすく、染みついてしまうこともあるので注意が必要です。
ただ、最近のトイレグッズは消臭効果の高いものもたくさんありますので、臭いが気になる場合はグッズを活用しましょう。

後悔② トイレ掃除が大変

2つ目は「トイレ掃除が大変なこと」です。
猫は平均で1日に2~3回トイレをします。猫のトイレのしつけ自体は犬より簡単といわれています。しかし一般的に猫はキレイ好きなので、トイレが汚いと、トイレをしたがらず我慢してしまいます。
そのため、こめまなトイレ掃除が必要です。最低でも1日に1回は掃除をしましょう。

後悔③ 鳴き声がうるさい

3つ目は「鳴き声がうるさい」ことです。
特にメス猫の場合は、発情期になると大きな声で鳴き続けます。去勢や避妊をしない猫では、ずっと大きな声で鳴き続ける場合もあり、ストレスになる人もいます。1人暮らしの家で飼う場合は、留守番が寂しいあまり大声で鳴くこともあります。
猫は鳴く生き物ですので、飼う前にある程度の覚悟は必要です。

後悔④ 病気の治療が大変

4つ目は「病気の治療が大変」なことです。
混合ワクチンで予防接種をし、栄養バランスの良い食事を与えていても病気になる可能性はあります。病気の種類によっては、完治が難しく長期化してしまうものもあります。その場合、動物病院の通院や診療費が高額になり、想像していたよりお金がかかると感じる方もいるでしょう。

後悔⑤ 部屋が汚れる・散らかる

5つ目は「部屋が汚れる・散らかる」ことです。
猫は好奇心が旺盛で、狩猟本能もあるので、家の中でも色々なところを散策します。机に物を置いていると落とされてしまうことや、書類を置いていると散らかしてしまうこともあります。想像以上に散らかってしまい、後悔してしまう人もいるのです。

後悔⑥ 大事なものが壊される

6つ目は「大事なものが壊される」ことです。
猫は、運動不足の場合やストレスが溜まっている場合に物を壊して発散することもあります。また噛み癖やひっかき癖があり、大切なものに傷をつけてしまう可能性があります。大切なものはまずしっかりと整理整頓をして、壊されないような対策を考えましょう。

後悔⑦ 部屋が狭くなる

7つ目は「部屋が狭くなる」ことです。
猫を飼うと、トイレやケージが必要になり、想像以上にスペースをとります。また、おもちゃを中心とした猫用のグッズもたくさん買ってしまうと収納のスペースが減少します。そのため部屋が狭くなって自分の物が置けなくなり後悔することもあるのです。

後悔⑧ 旅行が難しくなる

8つ目は「旅行が難しくなる」ことです。
猫を飼うと、長期の外泊をすることが難しくなります。旅行をする場合は友人やペットハウスに預けるようにして、猫のストレスをためないようにしてくださいね。

後悔⑨ お金がかかる

9つ目は「お金がかかる」ことです。
一般社団法人ペットフード協会の「令和2年全国犬猫飼育実態調査」によると、猫が外に出ない場合の猫の平均寿命は16.13歳で、猫の生涯飼育に必要な経費は1,261,493円というデータがあります。
このデータはあくまで平均的な費用なので、病気を発症したら当然医療費が追加で発生します。より質の高い食事を与える場合も、さらに費用がかかり、どういった暮らしをさせるかによってもお金のかかり方は変わってきます。

参考:令和2年 全国犬猫飼育実態調査|全国犬猫飼育実態調査|一般社団法人ペットフード協会

後悔⑩ ペットロスになる

最後は「ペットロスになる」ことです。
猫を飼うと、最後にはどうしてもお別れの時がやってきます。長く一緒にいればいるほど猫とのお別れは辛いものです。あまりの悲しさに、ペットロスで体調を崩してしまう方も中にはいるほどです。

後悔しないために必要な準備6選

ここからは、猫を飼って後悔しないための事前準備をご紹介します。先ほどご紹介した実際に猫を飼っている方が後悔したことは、事前の準備で防げることがあります。しっかり対策をとりましょう。

  • 家計の予算を把握
  • 部屋の間取りを把握する
  • 部屋を片づける
  • 猫のことを理解する
  • 便利グッズを活用する
  • ペット保険を検討する

それぞれ詳しく解説します。

家計の予算を把握

まずはあなたの家計の予算を把握しましょう。
予算を把握することで猫を本当に飼えるのか、飼ってもストレスなく過ごせるのかが分かります。猫を育てるのに月々1万円〜2万円はかかります。また突発的な病気で動物病院に行くこともあります。まずはその費用が増えても生活に余裕があるのかを確認してください。

部屋の間取りを把握する

次に部屋の間取りを確認しましょう。
猫を飼うためには、ある程度の広さも必要です。猫を飼うと、トイレやケージなどを設置するので部屋が狭くなってしまうので、自分が飼いたい猫と、その猫に必要なトイレの大きさを確認して、猫を飼う前に十分な広さがあるか検討しましょう。
猫のトイレが食卓などの自分の生活スペースに近いと、ストレスになってしまう可能性もあるので気をつけましょう。

部屋を片づける

猫を飼う前に、家の中を片付けましょう。
猫はいろいろなものをひっかいたり、噛んだりします。大切なものは片付けて、壊されないようにしておきます。感電リスクがある電気コードや誤食の可能性があるものなど、ネコが噛んだら危険なものもできるだけ収納しましょう。

猫のことを理解する

猫を飼う前に、猫のことをしっかり理解すると後悔することが少なくなります。
例えば、猫は生後6か月〜9か月で出産できる身体になり、交尾をすると高い確率で妊娠します。気づいたら子供ができてしまうということもあります。去勢や避妊手術をする場合は、猫が発情期を迎える前に行いましょう。
また、猫がひっかいたり噛んだりするのは、猫の習性上、ある程度仕方がないことです。このように猫について理解しておくことで事前に対策をとることができ、後悔やストレスを減らすことができます。

便利グッズを活用する

猫を飼うときは、便利なグッズを上手に活用しましょう。
例えば、トイレであれば消臭力が強いトイレを選ぶことで、臭いを抑えることができます。トイレの場合、半自動で掃除をしてくれる機能をもったトイレもあります。

ペット保険を検討する

ペット保険は、ペットが病気やケガで動物病院にかかったときの治療費の一部を補填する保険です。ペットには人間のような健康保険の制度がないので、病気や怪我をしてしまった場合は基本的に診療費の全額を飼い主が負担することになります。
高額な診療費が必要になる可能性もあるので、ペット保険の加入を検討しましょう。

猫を飼って後悔しないように

今回は猫を飼った時に後悔した体験談や、後悔しないために必要なことをご紹介しました。
後悔せずに猫を飼うためには、十分なスペースが自宅にあるか、また病気のリスクなど、様々なことを事前に考えておかなければいけません。
ですが、猫を飼っている人の多くが、猫との幸せな暮らしをしている事も事実です。猫に関する正しい知識をつけ、愛情を持って接することができれば、お互い幸せに過ごすことができるでしょう。
猫を育てて分からないことがあれば、一人で抱え込まずに獣医師に相談してみてください。準備をしっかりして、大切に猫を育ててあげましょう。

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この記事の監修者

望月紗貴さん

望月紗貴さん

猫3匹と犬4匹と暮らすペットの専門家。愛玩動物救命士や動物介護士、動物看護師、犬の管理栄養士を中心に数多くの資格を保有。様々な企業のペット用品開発コンサルタントやペット用品の監修、ペットフード開発を行う。

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