猫から人へのウィルス感染
子猫の甘噛みだから大丈夫!なんて侮ってはいけません。
約100%の猫が持っているとされる「パスツレラ菌」は、猫に嚙まれたり、引っ掛かれたりした際の傷から人に感染することがあります。
パスツレラ菌に感染すると発症する「パスツレラ症」は、発熱や痛みが現れたり、肺炎や気管支炎などの呼吸器症状が起きたりする場合があります。免疫力の低い人が感染した場合は症状が重くなるといわれており、非常にまれですが人が亡くなったケースも報告されています。
あなたのお宅に赤ちゃんやご年配の方がいる場合、知らないうちに感染してしまい、重症化してしまったら大変です。
こうした事態を避けるためには、猫が嫌うサインを事前に理解しておき、日ごろから猫が噛むきっかけを減らしておくことが重要です。
猫の「やめて!」サイン
ペットとは言え、猫はあくまで肉食動物。攻撃性の高さはもちろん、身を守るための本能を兼ね備えています。
盲導犬や介助犬のように、何があっても人間に歯向かわないようしつける訓練は不向きだと言わざるを得ません。
そんな猫の噛み癖に悩んでいるなら、猫の「やめて!」というサインを読み取ってあげましょう。
猫の「やめて!」サインは、例えば以下のようなものがあります。
- 飼い主の腕の中から出たがる素振りをする
- 抱っこしている時に後ろ足でお腹を押してくる
こんな時は、「もうやめて!」という意思表示!
しつこく続けていると、反撃されてしまいます。
対処法① 無視する

猫と遊んでいる間に噛まれた場合、猫と遊ぶのをやめ、無視するようにしましょう。
ついさっきまで楽しそうに遊んでいたのに、いきなり噛まれた!なんて体験ありますよね。
これは、遊びがエスカレートして狩猟本能に切り替わってしまうからなんです。
そんな時は、すぐさま遊びを中断して席を立ちましょう。別の部屋へ移動して、お留守番気分を味わわせるのも効果的!
噛む=楽しい事が終わる・・と印象付けられれば、こっちのモノです。ちなみに、しつけに最適な期間は生後2週間~7週間と言われています。
できるだけ子猫のうちから始めて、習慣づけてあげましょう。
対処法② 一人遊びを覚えさせる
自分の猫が一人遊びをしていないと感じた場合、猫に一人遊びを覚えさせるのも一つの手です。
一人遊びが得意と言われる猫ですが、どんな猫にも通用するとは限りません。
まるで犬のように飼い主の帰りを待っていたり、帰宅するなり「遊んで!」とおねだりする猫だって多いのです。
そんな場合は、一人遊びを覚えてもらいましょう。留守番が多いからと言って構いすぎると、主従のバランスが逆転してしまいます。
飼い主が寝ていようが疲れていようがお構いなし!噛んだり引っ掻いたりしてでも、気を引こうと向かってきます。
一人でも楽しい時間が過ごせるように、おもちゃを用意してあげるなどの工夫が必要です。
対処法③ 手や指で遊ばない
猫の噛み癖の原因の多くは、子猫の時に、人の手や指で遊んできたことだといわれています。幼いころからの習慣により、人の手や指を遊び道具という認識しまっているのです。
愛猫に噛まれた経験のある人には、共通点が見受けられます。可愛いからといって、手や指で子猫と遊んでいませんか?
もちろん、子猫を撫でたり喉やお腹をさするという温もりを与える行為は、飼い主さんの重要な役目です。
ですが、いつの間にか「スキンシップ」から「遊び」へと切り替わってしまうケースも少なくありません。
猫にとっては、飼い主の手はオモチャだとインプットされてしまう場合もあるので、スキンシップは手で、遊ぶ時はオモチャを使うのが鉄則です。
対処法④ じらさない

必死に猫じゃらしを追いかける猫は可愛いですよね。だからと言って、じらし過ぎるのは考え物。
猫がうまく猫じゃらしやおもちゃをハンティングできないと、ストレスがたまったり、恥ずかしくなったりして、ごまかすために嚙みついてしまうといわれています。
オモチャで遊んであげる時は、程よく満足感を味わわせてあげましょう。
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