イギリス原産で、スコットランドからヨークシャー地方に飼い主と移住してきたテリアと、ヨークシャー地方にいたテリアから誕生したと言われています。かわいいイメージのあるヨークシャー・テリアですが、当時は炭坑や織物工場でネズミを駆除するために飼育されていたようです。表情豊かで愛らしい一方、忍耐力があり利口な一面も持っています。
後ろ肢の膝のお皿(膝蓋骨)が脱臼する「膝蓋骨脱臼」になりやすいと言われています。膝のお皿は本来、滑車溝といわれる膝の骨のくぼみに収まっていますが、このくぼみが浅かったりするのが原因で、膝のお皿が外れてしまいます。外れてもすぐに戻り、大きな症状が出ないこともありますが、何度も脱臼を繰り返したり、脱臼している時間が長くなったりすると、後肢の骨に変形が起こったり、膝蓋骨を固定している靭帯が切れてしまうこともあります。
根本的な治療のためには手術が必要です。いくつかの手術方法がありますが、膝蓋骨を正しい位置に保持できるよう、骨や軟部組織(筋肉など)を矯正します。
スキップをするように歩くのが気になり、病院へ。膝蓋骨脱臼との診断。進行性の病態と説明を受け、整復手術を選択。手術の前後に検査や経過観察のため通院。
<その他の例>
ドッグランで遊んだ帰りに後肢を挙上したものの、すぐに普段通りに歩行していたため様子をみていた。しかし、その後も何度か後肢を挙上する様子がみられたため受診。触診やレントゲン検査の結果により、膝蓋骨脱臼のグレードⅡと診断され、手術を行うことに。
入院・手術(7泊8日) | 通院(6日) | |
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治療別 | 188,000円 | 29,500円 |
治療費計 | 217,500円 |
注)上記治療費は一例です。実際の治療費・治療内容は
症状、動物病院ごとに異なります。
そわそわし、何度もトイレにいっていたところ、血尿が確認できたため病院へ。尿検査を行い、膀胱炎と診断。内服薬を処方され、通院治療。
入院・手術 | 通院(4日) | |
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治療別 | なし | 18,200円 |
治療費計 | 18,200円 |
注)上記治療費は一例です。実際の治療費・治療内容は
症状、動物病院ごとに異なります。
だからこそ
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【監修】
獣医師 三宅亜希
日本初 24時間365日獣医師に電話相談ができる「電話どうぶつ病院アニクリ24」の院長。
犬・猫の健康相談、しつけ、食事などあらゆる相談を受付けている。
ヨークシャーテリアは膝蓋骨脱臼が心配!突然の病気やケガで入院や手術をした場合も、ちょっとした通院の場合でも、治療費は高額になりがちです。
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