ペット保険の選び方で大切な7つのポイントとよくある疑問3選をご紹介

愛猫や愛犬のためにペット保険の加入を考えているものの「選び方が分からない」「そもそも加入する必要ってあるの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

人間と同じように、ペットも突然の病気やケガに見舞われる可能性があり、その治療費は飼い主の全額負担が一般的です。もしもの備えとしてペット保険に加入しておくことで、急な出費にも対応することができるでしょう。

今回はペット保険の選び方として大切なポイント、よくある疑問点について解説していきます。ペット保険の加入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の監修者

岩井ゆかりさん

岩井ゆかりさん

日本ペット栄養学会認定 ペット栄養管理士や、ジャパンケネルクラブ公認訓練士などの資格を持ち、ペット損害保険会社に10年在籍するなど、キャリアの多くを犬や猫などペットにまつわる業務に従事して過ごす。

岩井ゆかりさん

ペット保険が必要な理由

大切なペットが病気になってしまった、ケガを負ってしまった場合、動物病院でかかる医療費は全て自己負担となります。そのため、ペット保険に加入していない場合は高額な医療費を支払うことになる可能性があります。

ペット保険に加入しておくと、医療費の自己負担額が軽減されるため、急なトラブルに見舞われてしまっても心に余裕を持つことができます。先生との会話や状況、治療の方針などを冷静に聞けることにつながるでしょう。

ペット保険の必要性に関する情報は下記の記事からもご覧いただけます。

関連記事:「ペット保険は必要? メリットや留意点、保険選びの注意点も紹介」

ペット保険選びで大切な7つのポイント

ペット保険を選ぶ際には、補償内容や月額保険料だけでなく、年齢とともに上がる保険料の金額や、何歳まで補償を受けられるのか、さらに付帯サービスの比較検討も忘れずに行いましょう。

ペット保険を選ぶ際に知っておくべきポイントは下記の7つです。

まずは、それぞれのポイントについて解説していきます。

保険料

一般的にペット保険は補償内容だけでなく、種類や年齢などによって保険料が変化します。そのため、契約のときだけでなく、様々な角度から検討する必要があります。
なるべく保険料を抑えたいところですが、補償内容とのバランスはしっかりと確認したいところです。保険料だけで選んでしまうと、いざという時に満足のいく補償が受けられず、後悔するケースも少なくありません。
各社の保険商品の補償内容をよく確認して比較した上で、愛猫や愛犬に適切な保険に加入しましょう。
au損保の保険料のお見積りは下記より簡単に行えます。

関連ページ:au損保株式会社「保険料を調べる」

補償内容

保険会社やプランによって、ペット保険の補償内容は様々です。補償プランは、補償限定型やフルカバー型など、いくつかのプランが保険会社によって用意されています。

治療の中でも高額になりやすい入院や手術にスポットを当て、その部分だけを手厚くカバーしたプランや、通院時の診療費までカバーしてくれるプランなど様々です。

補償限定型は、名前の通り補償対象が手術のみなどに限定されており、保険料が安いのが特徴です。フルカバー型は、通院、保障、手術の全てが補償対象となります。

補償割合

補償割合とは「治療にかかった診療費の何%が補償されるのか?」を指します。
治療費の「50%」「70%」「100%」といったように、保険会社やプランによって補償割合が異なります。補償割合が高くなるほど、保険料も上がるのが一般的です。

補償限度額も忘れずに確認し、ペットの種類や年齢、家計の状況を考慮した上で補償割合を選ぶとよいでしょう。

補償対象外となるケース(免責事項)

保険商品にある免責事項とは、病気やケガをしても保険金の支払対象にならない条件を定めたものです。ペット保険の免責事項の一例として、下記のようなケースが挙げられます。

免責事項も保険会社によって様々なため、ペット保険の加入時には補償対象外となるケースをしっかりと確認し、把握しておく必要があります。

加入可能年齢

人間の保険と同じく、ペット保険にも加入可能な年齢制限が設けられています。ペットも高齢になると重い病気にかかりやすくなり、同時にケガのリスクも高まるためです。

そのため、新規の加入可能年齢は0〜10歳としている保険会社が多く、高齢になるほど加入しづらくなります。

もし加入できたとしても、保険料が高額なケースや補償範囲が狭い可能性があります。加入する前に必ず補償内容を確認しましょう。

しかし、近年では、ペットの寿命が延びていることもあり、シニアからでも入れる保険商品があります。もしものために加入しておくことで、ペットのシニアライフをもっと充実させるためのお守りとなるかもしれません。

保険金を受け取る形態

ペットの保険金を受け取る形態は、基本的に下記の2種類です。

それぞれ見ていきましょう。

立替請求型

立替請求型は、動物病院で治療費を全額支払った後、保険会社に保険金を請求する方法です。
多くのペット保険会社はこの立替請求型を採用しており、au損保のペット保険も立替請求型です。
立替請求型の場合は、請求し忘れないように注意が必要です。

窓口割引型

窓口割引型は、一般的に「窓口精算」と言われるもので、動物病院の窓口で保険の給付分を差し引いた自己負担分のみを支払う方法です。
保険加入が証明できるもの(ペットの保険証など)を提示すれば、その場で精算が完了します。保険金請求の手続きが不要となるため、手軽で便利なサービスです。
ただし、加入した保険会社と提携している動物病院以外では利用できません。

ペット保険選びでよくある疑問3選

ここから、ペット保険選びの際によくある飼い主の疑問点をご紹介します。

ペットが罹りやすい病気をはじめ、愛猫や愛犬が病気でも加入できるのか、最適な加入タイミングはあるのかなどを知りたい方は、参考にしてください。

よくある飼い主の疑問点は下記の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

猫/愛犬の罹りやすい病気が知りたい

まずは、愛猫や愛犬が罹りやすい病気について、それぞれ別々に解説していきます。
犬の場合は種類によって罹りやすい病気が異なることもあります。そのため、自身の愛犬や愛猫が罹りやすい病気を確認しておきましょう。

犬の場合

それでは、犬種による罹りやすい病気を見ていきましょう。

上記犬種の罹りやすい病気や、自宅でできる犬の病気チェックに関して、さらに詳しい情報は下記の記事でご確認ください。

関連記事:「病気になりやすい犬種は?犬種別のなりやすい病気や健康チェック方法を解説」

猫の場合

猫が罹りやすい病気としては感染症の他、下記のような疾患が挙げられます。

消化器疾患や泌尿器疾患は、猫が罹りやすい病気としてよく知られており、猫の診察内容で最も多い病気です。
慢性腎臓病や心筋炎は重症化するリスクが高い病気なので、なにかいつもと変わったことはないかチェックして、初期段階で治療をすることが大事です。
猫の腎臓病についてさらに詳しい情報は下記記事をご覧ください。

関連記事:「猫の腎臓病とは?腎臓病の原因や症状、治療法や費用まで徹底解説」

病気でもペット保険に入れる?

すでにペットが病気を患っている、もしくは現在治療を受けている場合、ペット保険に加入できるのか気になる方は多いでしょう。
加入の条件として多いのは「特定疾病不担保」や「部位不担保」です。現在かかっている病気の治療、特定の部位などを補償対象外とすることで加入が認められるケースがあります。
ペット保険に加入できない疾患も各保険会社で異なるため、慎重に内容を確認して比較検討しましょう。
定められた疾患に該当しない病気であっても、ペットの病気の状況や経過によっては加入不可となる場合もあるので注意が必要です。

ペット保険に入る最適なタイミングは?

ペット保険の理想的な加入のタイミングは、一般的にはペットショップやブリーダーから迎え入れるタイミングで加入するのが良いでしょう。生後一年の間は消化器官が未発達であったり、慣れない家での生活で、ケガや誤飲をしてしまう可能性が高いからです。
まだ若くて健康なので大丈夫と思っていても、人間と同様にケガや病気は突然やってきます。
先述したように、ペット保険には加入年齢制限が設けられています。補償対象に制限が付きにくい若く健康なうちから加入するのが良いでしょう。

愛猫/愛犬に適切なペット保険を選ぼう

愛猫や愛犬に適切なペット保険を選んで加入しておけば、いざという時に満足のいく補償が受けられるため安心です。
大切なペットが病気にかかり手術や入院が必要となった場合も、医療費の負担を心配することなく治療に専念できます。
また、ペット保険の加入により治療費の自己負担額が軽減されれば、早い段階で気軽に動物病院へ連れていけます。そのため、重大な病気の早期発見にもつながるでしょう。
ペットが高齢になってからの加入では、万が一の病気に対しての補償が受けられない可能性があるため、愛猫や愛犬の年齢が若く健康な間にペット保険の加入を検討しましょう。

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