犬用グッズ(ゲージ・首輪・リード・トイレ用品など)の失敗しない選び方

家族の一員として犬を迎え入れることが決まると、犬との生活のスタートに期待が高まりますよね。犬を迎えるにあたり準備が必要だと思っていても「愛犬のためにどんな準備をしたら良いか分からない」「犬用のペット用品が多すぎて何が良いか分からない」といった悩みを抱える方も少なからずいるのではないでしょうか。
そこで今回は愛犬のために必要なグッズとその選び方について解説していきます。最後まで読むことで愛犬にピッタリなグッズの選び方が分かりますよ。

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愛犬を迎える時に必要なグッズと選び方

愛犬を家に迎え入れるにあたり、最低限必要なものを2つご紹介します。1つ目は愛犬の部屋となるケージ・サークルです。2つ目は犬用の首輪(または胴輪)とリードです。まずはこれらの選び方についてご紹介します。

犬用ケージ・サークルの選び方

ケージとサークルの違いは、屋根の有無です。屋根があるものがケージで、ないものがサークルです。愛犬にぴったりなケージやサークルを準備することにより、犬が安心してくつろげる場所を確保してあげられます。ここからは、犬用のケージやサークルの選び方をご紹介します。

それぞれ詳しく解説します。

① 大きさ・高さがピッタリなもの

もっとも重視したいのは、「大きさ・高さ」が自分の愛犬とピッタリ合ったものを選ぶことです。ケージ・サークルには、大きさが様々あります。また、きれい好きな犬のために、トイレとベッドに間仕切りのようなものが付いているタイプもあります。留守番の時間が長めの犬にはこうしたタイプが人気です。
ケージやサークルのタイプが合っていないと、狭すぎて犬がストレスを感じてしまったり、高さが合わない場合、犬が柵を飛び越えてしまうこともあります。
インターネットで購入する場合は、サイズが合うかどうかを事前に確認しておきましょう。いずれも、子犬から成犬の大きさになったときのことを想定して購入すると、買い替えをせずに済みます。

②収納や掃除のしやすさ

次に、収納や掃除のしやすさを考えましょう。ケージ・サークルには、折り畳み式で収納しやすいものやトレーが下についていて簡単に洗えるもの、ケージの中にトイレがついているものなどがあります。
最近では、汚れが簡単に取れる素材の商品が多数販売されています。掃除がしやすい商品を選んで、手間をなるべく減らして愛犬が快適に過ごせる環境を作りましょう。

③ 部屋のデザインと合ったもの

最後のポイントとしては、部屋のデザインにあったものを選ぶことです。部屋の中にケージやサークルを置くので、自宅のインテリアや家具と合わせたいという方も多いのではないでしょうか。
部屋の雰囲気と合わせたいなら木目調のケージがおすすめです。比較的どのインテリアとも調和しやすく、頑丈で安定感があります。

犬用の首輪の選び方

ここからは、犬用首輪を選ぶ際のポイントについてご紹介します。首輪は、主に散歩用リードをつける際に必要になります。毎日愛犬が身につける必需品ですので、着け心地の良いものを選んであげましょう。

それぞれ詳しく解説します。

① 大きさがピッタリなもの

首輪は、愛犬の首にピッタリのサイズを選びましょう。首輪が小さすぎると窮屈で苦しいばかりか、喉を傷めてしまう場合もあります。逆に大きすぎると、散歩のときにスポッと首から外れてしまい、事故や逃亡につながりかねませんので注意してください。
自宅で首輪のサイズを測定するには、愛犬の首周りを柔らかいメジャーで測りましょう。その際、毛の長い犬は首にピッタリとメジャーを付けるようにして測ることがコツです。たいていの首輪は何段階かに大きさを調整できる商品が多いですので、実際の首回りの測定値を基準に選びましょう。不安な場合は、ペットショップで店員さんに相談しながら選ぶと良いでしょう。

② 犬種や大きさに合った素材

首輪の素材はナイロン、合皮、本革、など様々なものがあります。幅や長さも色々ですが、子犬の場合は口に入るものをなんでも噛むような癖がありますので、装飾の少ないシンプルなものが良いでしょう。
また、なるべく金属の付いていないものがおすすめです。金属はアレルギーを引き起こす可能性があり、金属アレルギーを起こした犬は、痒みや湿疹、脱毛だけでなく、嘔吐や下痢、最悪の場合呼吸困難を発症してしまいます。
初めての首輪選びは迷うことが多いですが、デザインだけでなく、上記の点を留意して購入しましょう。

犬用おもちゃの選び方

サークルや首輪の他には、愛犬用のおもちゃが必要です。おもちゃには、ストレス発散効果や運動不足の解消などのメリットがあります。 また、子犬の場合には歯の抜け変わりの時期に伴う甘噛み対策に効果があります。ここからは、犬用おもちゃの選び方についてご紹介します。

身体の大きさに合ったものを選ぶ

犬用のおもちゃは小型犬用、大型犬用に分かれています。大型犬に小型犬のおもちゃを与えてしまうと、小さすぎて飲み込んでしまう危険があります。
逆に、小型犬に大型犬のおもちゃを与えると大きすぎて十分に遊ぶことができません。自分の愛犬の大きさに適したおもちゃを選びましょう。

耐久性の良いものを選ぶ

犬用のおもちゃは耐久性のあるものを選んでください。壊れやすいおもちゃは破片を飲み込んでしまうおそれがあります。
ボールの場合、噛んでも破れにくい素材のものを選べば目を離していても安心できるでしょう。購入後も定期的におもちゃの状態を確認して、安全な状態にしておきましょう。
犬用おもちゃの種類には、引っ張り合って遊べるもの、音がなるもの、「知育トイ」と呼ばれる犬の脳トレのようなおもちゃまで、さまざまなものがあります。いずれも、噛み心地の良いものが犬には人気です。
購入後は犬の興味を引くように一緒に遊んであげて、遊び方を教えてあげるのも飼い主の役目と言えますね。

犬用トイレグッズ・トイレトレーの選び方

ここからは、犬用のトイレグッズやトイレトレーの選び方についてご紹介します。トイレトレーの形状はたくさんあるので、愛犬が使いやすいものを選びましょう。

性別に合ったトイレトレーを選ぶ

トイレトレーは、愛犬の性別に合わせて選ぶのがおすすめです。
愛犬の性別がオスの場合は壁と床に設置できる「L字タイプ」のトイレトレーがおすすめです。オスは片足を上げてトイレをすることが多く、普通のトイレトレーだと壁に排泄物が跳ねてしまう可能性があります。「L字タイプ」のトイレトレーは排泄物が壁に飛び散るのを防ぐため、掃除も簡単です。

トイレが難しい愛犬の場合はトイレシーツ

トイレトレー以外の場所でトイレをしてしまう子の場合は、トイレシーツを活用します。トイレシーツを広範囲に敷いておけば、トイレを失敗しても床が汚れず、掃除が楽になります。慣れてきたら、トイレシートを敷く範囲を徐々に狭めてみましょう。

犬のしつけグッズの選び方

犬と一緒に暮らす場合、しっかりとしつけをすることが必要です。しつけをしておかないと、家族だけでなく、他人にも迷惑をかけてしまうおそれがあります。しつけは根気がいるものですが、しつけを補助するグッズを活用すれば、スムーズにしつけできる場合があります。

甘噛み対策には噛めるおもちゃを選ぶ

子犬の場合、生後4か月頃から8か月ぐらいまでは、乳歯から歯の抜け変わる時期に当たります。
この時期は乳歯が抜ける際のムズムズ感と、子犬特有のなんでも口に入れて確かめたい好奇心が相まって、家具や人の足を噛むことが増えます。飼い主にとっても大変な時期ですが、愛犬の成長の過程においては必要な行動なので、適切なおもちゃを使ってサポートしましょう。
乳歯が生え変わる時期は歯茎に負担がかかるので、固いおもちゃは避けましょう。例えば、おやつを詰めて遊ぶタイプのおもちゃなどがおすすめです。柔らかい素材で作られていることが多く、歯茎に負担をかけずに遊ぶことが可能です。
甘噛みのしつけで大事なのは、噛んで良いものと、噛んではいけないものの違いを教えてあげることです。子犬が噛んでもいいおもちゃを噛んでいるときにはたくさん褒め、いけないおもちゃを噛んだときには、叱るのではなく噛んでも良いものに誘導してあげることが効果的なしつけ方法といえます。

吠え癖は超音波グッズで防止

愛犬に吠え癖がある場合は、犬にしか聞こえない超音波で吠えを防止するしつけグッズもおすすめです。
ポケットに入るサイズの吠え癖防止グッズもあるので、持ち歩いて根気よく吠え癖を直していきましょう。ただし、超音波に対しては効果のある犬とそうでない犬がいるので、注意が必要です。

自分の愛犬に適したグッズを選ぼう

今回は、愛犬を迎え入れるのに必要な犬用グッズの選び方についてご紹介しました。
まずは自分の愛犬がどのような性格や特徴があるのかを知ることでグッズを失敗せずに選ぶことができます。迎え入れる前にブリーダーさんやペットショップの店員さんなどから、詳しい話を聞いておきましょう。

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この記事の監修者

岩井ゆかりさん

岩井ゆかりさん

日本ペット栄養学会認定 ペット栄養管理士や、ジャパンケネルクラブ公認訓練士などの資格を持ち、ペット損害保険会社に10年在籍するなど、キャリアの多くを犬や猫などペットにまつわる業務に従事して過ごす。

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