5月1日は「自転車ヘルメットの日」
全国の着用率と高校生自転車通学時施策の関係性について

5月1日は「自転車ヘルメットの日」というのをご存じでしょうか?
毎年5月は自転車の安全利用やマナーの向上を目的とした啓発活動「自転車月間」にあたるということで、その“頭の日”の5月1日を「自転車ヘルメットの日」として、自転車ヘルメットのパイオニアメーカー「オージーケーカブト」が記念日登録をしました。

#自転車ヘルメットの日 5月1日
写真提供:(株)オージーケーカブト

毎年、この日に自転車ヘルメット着用の大切さを社会に伝える様々な活動を行っています。

今年2025年は、全国の教育庁・教育委員会に対して「高校生の自転車通学時のヘルメット着用についてどんな施策を行っているか?」の調査を行い結果について発表しました。

その結果、全国的に高校生に自転車利用時のヘルメット着用を義務化している自治体は、鳥取県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県、大分県の6県。その他では「義務化に向けて段階的に進行中」という回答も一部ありました。

例えば山口県では自転車通学の許可にあたってヘルメットの提示を条件としていたり、高知県では一部義務化や「ヘルメットの所有義務」を導入していたり、また鳥取県ではヘルメット着用だけでなく合わせて個人賠償責任保険加入を求めていたり、というさまざまなヘルメット着用、自転車安全利用についての推進施策が見受けられました。

昨年、警察庁が全国で実施したヘルメット着用率の調査では、着用率の1位が愛媛県、2位となったのが大分県で、ともに高校生のヘルメット着用をいち早く義務化したという点で共通しています。

(株)オージーケーカブトと(株)産経デジタルによる共同調査レポートのリリースはこちら

ヘルメットをかぶって自転車通学をしている学生
写真提供:(株)オージーケーカブト

また大阪府の事例を紹介すると、昨年10月に大阪府教育委員会、大阪府警察本部交通部が連携し「Safety Bicycle推進校」プロジェクトを立ち上げました。これは推進校の生徒自ら自転車の安全利用を「考え、学び、行動する」取り組みです。
これまでに、地域の交通安全講習会に生徒が参加したり、登下校時に生徒自ら声かけ運動を実施したり、ヘルメット着用や交通安全ルールに関するポスターを製作したり、という活動をしています。
 ジテシラProjectからはオージーケーカブトも、この「Safety Bicycle推進校」の取り組みに協力し、高校生と一緒にヘルメットのデザインなども考えていく予定とのことで、今後の活動の広がりが楽しみです。

「Safety Bicycle推進校」プロジェクトの図解

Safety Bicycle推進校Projectの一覧はこちら

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