自転車通勤で満員電車のストレス回避

自転車通勤は会社までの毎日の満員電車のストレスが回避でき、現代人が気になる運動不足・シェイプアップにも効果が高いため通勤手段として注目度が高まっています。

しかし、自転車通勤には会社側の受け入れ態勢が必要なだけでなく、予想外の雨や残業後の夜間走行の注意点、走行時の衣類や携行品など知っておくべきことがたくさんあります。

この特集では、自転車通勤をするにあたって知っておきたいノウハウをまとめてみました。

通勤用自転車の上手な選びかた

自転車通勤の距離と自転車タイプ

今回は、自転車通勤をはじめる方にとって重要な通勤自転車選びをテーマに「どんな自転車が適しているか」をご紹介します。

自宅から会社までの通勤距離によって、適した自転車タイプは異なります。走行時間にして20分ほど、距離にして5km前後の自転車通勤なら、いわゆるお買い物自転車(ママチャリ)と呼ばれる車種でも通勤に問題はありません。通勤距離が5km以上、走行時間20分以上になると、お買い物自転車(ママチャリ)よりも長時間・長距離の走行に適したスポーティーな自転車のほうが短時間で快適に走ることができます。

スポーツタイプの自転車をお持ちの人はそれでこと足りますが、初めて購入する場合は通勤用自転車としてうってつけの車種を選ぶことから始めましょう。毎日の移動手段としての自転車を選ぶ場合は、趣味やフィットネスとはちょっと違ったポイントが重要になってくるのです。

自転車タイプ別の選びかた

スポーツタイプの自転車は大きく分けてロードバイク、MTB、クロスバイクの3つ。これらの自転車を購入する際は剛性感・振動吸収性・軽さ・直進性・制動力・取り回しの6つのポイントチェックしながら検討すると、目的に応じたベストチョイスができるはずです。当然のように車種によって6つのポイントの重要度は変わってきますが、よりスポーティなロードバイクやMTBは剛性感・振動吸収性・軽さが、直進性・制動力・取り回しよりも重要な要素となります。

街乗りや通勤・通学自転車は直進性・制動力・取り回しが自転車選びのポイントとなります。もし、既に手持ちのロードバイクやマウンテンバイク(MTB)があり、通勤用自転車として併用する場合はパーツを通勤向けにカスタムすることで乗り心地が改良できます。ロードバイクなら太めのタイヤにしたり、マウンテンバイク(MTB)ならスリックタイヤにすると通勤用自転車としてうってつけです。

通勤用自転車に必要なポイント

通勤用自転車を新しく購入する場合は、自転車本体の軽さや振動吸収性、直進性や小回りの効く取り回しなどのポイントがあります。自転車のタイプ別にチェックリストをご用意していますので、ご活用ください。

alt=自転車種別の剛性感、振動吸収性、軽さ、直進性、制動力、取り回しのチェックリスト
※クリックすると大きな画像になります。

パンクしにくいタイヤを選びましょう

自転車通勤時に思いがけずタイヤがパンクしてしまうととても危険です。会社に遅刻してしまう原因にもなりますし、慌てて自動車や歩行者と接触してしまうなど自転車事故に遭ったり怪我をしてしまう危険性も高くなります。安全な自転車通勤をするために、通勤用自転車はパンクしにくい丈夫なタイヤを装備したものを選びましょう。一部のタイヤメーカーからは、特殊な素材で耐パンク性を高めたものが発売され、メーカー各社はそれを通勤用自転車に採用しているのです。

一般的には、通勤用自転車に空気容量の多い太めのタイヤを選ぶのがベストです。路面抵抗はわずかに大きくなりますが、パンクしにくい安全性が通勤用自転車の絶対条件だからです。パンクしにくいタイヤを選んだら、次に大切なことはメンテナンスです。タイヤの空気圧を定期的にチェックしておき、タイヤがへこんだ状態で乗らないように注意しましょう。空気圧が適正でないと、タイヤがパンクしやすいため危険です。通勤用自転車購入後のメンテナンスに必要なアイテムについては、この特集の別の記事で詳しくご紹介しています。

赤信号で楽に停車できる自転車を選びましょう

自転車通勤のコースにもよりますが、街中を走る場合は信号が多く、郊外でサイクリングするときよりも停車する回数が多くなります。そのため停車時に路面に足が着地しやすい車種のほうが通勤用自転車にふさわしいと言えます。信号の少ないサイクリングコースなどをハイスピードで疾駆したいならロードバイク。オフロードをアクティブに走りたいならマウンテンバイク(MTB)ですが、街中の通勤では路面に足が着きやすく、取り回しも楽なクロスバイクがおすすめです。

乗車姿勢がゆったりとした自転車を選びましょう

ポジショニングとしては、上半身の傾斜が緩やかになるように、ゆったり目のものをオススメします。周囲の安全確認も容易で、操作性も高くなるので不意の障害物を回避することも容易になります。このあたりは専門知識が求められるので、自転車を購入するショップに相談するのがベストです。

通勤自転車を購入するショップ選びのコツ

  1. 自転車を購入するショップは、商品の安さだけで決めるのではなく、どんなふうに楽しんだらいいかというソフト面まで提案してくれるところを。そんなショップなら、きっとメンテナンスの腕前も確かで、自転車のある快適な生活をバックアップしてくれるはずです。
  2. 気軽に行ける店舗を探すことが重要です。自転車は定期的なメンテナンスが必要な乗り物。そしていつ自転車にトラブルが発生するかわかりません。問題が発生したら気軽に相談して解決できるように、無理なく気軽に行ける場所にあったほうがいいのです。
  3. 何件か自転車屋をまわって、フィーリングの合ったショップを。トラブルやメンテナンスの相談ができるスタッフがいれば、自転車ライフがさらに楽しくなります。イベント参加やサイクリング計画もどんどん相談して、自分の自転車スタイルを築いていきましょう。

通勤用自転車の価格

自転車は30年前とほとんど販売価格が変わっていませんが、業界団体や製造メーカーの努力により安全性や耐久性が日々向上している優良商品です。5万円ほどの予算で街乗りや通勤などで便利なクロスバイクが購入できるのです。長距離サイクリングやレースでしっかり乗りたいなら、8万円前後の入門用ロードバイクを。もちろん通勤用としても利用できます。

10年前ならツール・ド・フランスに出場するようなプロ選手が使っていたカーボンモデルも、開発競争によってかなり手頃な価格となっています。オリンピック選手が乗る競技用でも100万円台で購入できるのが自転車の魅力です。F1マシンは買えませんが、最高峰のレースで使える最高級マシンが買えるのです。

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