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2019年7月19日

「自転車ながらスマホを防ぐVR授業キット」を利用した授業を実施

2019年7月9日火曜日、KDDIはau損害保険(以下、au損保)とともに、仙台白百合学園高等学校(宮城県仙台市)において、自転車安全・安心プロジェクト第三弾(※)で制作した「自転車ながらスマホを防ぐVR授業キット」(以下、授業キット)を利用した授業を実施しました。
仙台市では、昨年4月に自転車損害賠償保険等の加入義務などを定めた「仙台市自転車の安全利用に関する条例」を制定しており、今回の授業実施となりました。

当日参加した24名の生徒は、同校の先生ご自身による授業キットを利用した自転車ながらスマホの危険性を学ぶため授業を受講し、本授業キットの「スライドムービー」、「STOP! 自転車ながらスマホ体験VR」、「ワークショップ」などに積極的に参加していました。
参加した生徒からは「VR体験の中で、スマホに気を取られ、人にぶつかったこと自体にも気づけなかった。自転車ながらスマホは本当に危険だと思った」、「ながらスマホをしていると視野が狭くなることが、VR体験でよく分かった」など、「自転車ながらスマホ」をリアルに体験することで、その危険性を実感した意見が多くありました。

KDDIはau損保とともに、今後も全国の自治体による自転車保険加入義務化の動きにあわせ、官民で連携しながら、自転車ながらスマホの撲滅と高額賠償への備えに関する啓発に一層努め、自転車を安全・安心に利用できる社会の実現を目指していきます。

※自転車安全・安心プロジェクトとは

自転車ながらスマホの撲滅と高額賠償への備えに関する啓発を図るため、KDDI、ナビタイム、au損保は異業種連携し、全国の交通安全運動や自転車保険加入義務化と連動した「自転車安全・安心」プロジェクトを展開。
第三弾においては、KDDI、au損保が、自転車乗用中の交通事故が最も多い高校生に対し、社会課題となっている自転車ながらスマホを防ぐ方法を考えることを目的として、「自転車ながらスマホを防ぐVR授業キット」を制作し、希望する学校へ貸与している。

自転車安全・安心プロジェクト

授業の様子
授業の様子
「STOP! 自転車ながらスマホ体験VR」を体験する生徒の皆さん
「STOP! 自転車ながらスマホ体験VR」を体験する生徒の皆さん